手紙の整理。

片付けはやっぱり苦手ですね。

物が捨てられないのに購入は普通にするから物がたくさんあります。

使わないものは手放す・買わないようにすればいいのはわかっていますが。

 

物を眺めまわしてもため息がでるばかりでいっこうに片付かないので、とりあえず一箇所・一種類、手をつけてます。

 

写真。紙媒体のもの。

これは見つけた瞬間アルバムに入れましょう。

順番はあんまり考えないようにします。

とりあえずまとめておいて見やすくしておけば、アルバムをめくりながら整理したくなる日もきっとくるはずです。

 

手紙。封筒に入っているもの。

封筒を開けるとたまに写真も入っています。

知人が撮ったものを焼き増ししてくれたもの。

写真はその都度アルバムにしまう。しまうだけだから簡単です。

手紙は・・・とりあえず読みます。

困った。捨てていい手紙なんてありません。

とりあえず封筒から出して、封筒を置きます。

手紙を読んで、広げたまま封筒の上に置きます。

その上に次の封筒を置きます。

手紙を読んでその上に置きます。

とりあえずそんな感じでずっと積んでいってみましょう。

封筒から出して手紙を広げただけでも、以前より扱いやすいです。

封筒から出すなんて大した手間じゃないけどめくれるとめくれないでは読もうとする気が全然ちがいます。

大きさがまちまちだから寄せてバインダークリップのファイルに挟みましょうか。

でもそこからぺらっと落ちてきたらどこだったか探すのが手間ですね。

あんまり大きくなくあんまり厚みのない箱に入れましょう。

折らなくても入るような箱にするのは必須。

焼き菓子が10個くらい入っていたお菓子の箱みたいなものがいいでしょうか。

 

そういえば、高校のとき学校で友人と手紙もらったり返事を書いたりしていました。

友人たちは絵が上手だったからマンガとか描いてくれて結構気に入ったお話はとっておいて何回も読んでいました。

まだとってあります。

でも大人になってからその友人のうちの一人に会ったら「はずかしいから捨ててー!」って言われましたが、まだ捨てられないものが。

実際あったマンガの設定をそのままつかったものだけど、お話の内容はオリジナルでほのぼのしていて、何回読んでもほっこりしてしまいます。

ノートを雑にビリビリ切り取ったような横罫線の入った紙に、鉛筆で書いたもの。

コマの線もフリーハンドで、しっかりきれいに書くところと雑でいいものを描くところのメリハリがすごいです。

当時の手紙の折り方~手紙だけを重ねて折って挟んで四角っぽい形に折る~のあとが紙にうっすらついています。何日分かあり、ひとつのシリーズっぽくなっています。

そういえば、毎日手紙をもらうのが楽しみでした。

 

お話関係なく絵を描いてくれた友人の手紙もなかなか捨てられません。

紙の半分くらいを使って肩口くらいまでの顔のアップを描いたものが多いです。

きれい目な絵で、たまに色鉛筆で描いたものもありました。

当時はみんなペンじゃなくて鉛筆で書いていたなと思い出しました。

 

気に入ったものはやっぱり残しておきましょう。

 

あ、封筒に入った手紙に戻りましょう。いつの間にかちがうものを見ていました。

 

封筒で手紙をくれる人は筆まめな人が多い感じです。

あとは何かプレゼントしてくれたときに添えられていたものなど。

同じ人から何通もあったり、ある人からは一通しかなかったり。

大体の人が年賀状くらいしか手紙のやり取りなどないので、一通あっただけでも何かちがう気がしました。

 

暑中見舞いもありました。

年賀状とはまた違い、わざわざ出してくれた感は封筒の手紙と同じ感じがします。

もらった当時よりいま見つけたときの方がよりうれしい感じがするのが不思議。

 

封筒の手紙に戻りましょう。いつまでも終われなくなってしまいます。

 

封筒の中を開けると、クリスマスカードが入っていました。

ひらくと立体的に絵が立ち上がってくるもの。

ひらくと切り抜いてあって後ろの紙の絵が見えたりするもの。

ひらくと「push」とかいてあり押してみると音楽が鳴るもの。

「!」割と大きな音が響き渡り驚いてもう一度押すとまた曲のはじめから鳴り出してしまいました。

ほかに止める方法がないのでそのままきいてみると、クリスマスの曲で3曲くらいのメドレーでえらく長めな曲でした。

もう6~7年前の消印を封筒で確認。

こういうカードの電池は意外に持つものなんですね。

もらった当時そんなに何回も鳴らさなかったからかもしれませんね。

 

クリスマスカードは大体毎回同じ友人からのもの。

毎年1回のことだったのでそれほど頻繁な感じはしませんでしたが、ほぼ毎年もらっていたようです。

そのほかにもその友人からの長文な手紙が結構ありました。

陽気な感じの内容がほとんど。

その中に特に何でもないような日常のことが10枚以上に渡って書いてあるものがありました。

この時はなにかあったのかなと読み進めると、私の身内がなくなったときだったらしく、最後の2~3枚に励ましでも慰めでも分かるよ的な感じでもないことが書いてありました。

 

こんなことがあったね。

こんなふうな人だったね。

残念に思うし悲しいよ。

なんて言っていいかわからない・・・。

 

当時の私は手紙を読んでたぶん号泣したと思います。

いま読んでもじわっと泣きたくなりました。

 

今年ももうすぐクリスマス。

今年は私がその友人にクリスマスカードを贈りたいと思います。

 

手紙っていいなとあらためて思いました。

見やすいように保管して、この後も何回も読んでいろいろなことを想いたい。